見落としがちなシーリング工事の重要性!塗装と一緒に劣化対策
- ichijokenso
- 6月12日
- 読了時間: 4分
地域密着!川西市、宝塚市、伊丹市、三田市を中心に塗装工事を承っております、一条建装です。
「外壁塗装」と聞いて、あなたはどのようなイメージをお持ちでしょうか?美しい色に塗り替えられ、まるで新築のように生まれ変わる外観を想像される方が多いかもしれません。
しかし、外壁塗装の際に「見落としがちな、非常に重要な工事」があります。それがシーリング工事です。
シーリング工事がいかに大切か、そしてなぜ塗装と一緒に劣化対策を行うべきか、その理由をプロの視点から詳しく解説いたします。
シーリングとは?

シーリング材とは、外壁材の継ぎ目や窓枠周り、配管貫通部などの隙間を埋める防水材料です。また、シーリング材はゴム状の弾力があるため、地震や温度変化で建物が動いても追随し、隙間を覆い続ける役目もあります。主な役割は以下の通りです。
・防水機能:雨水の侵入を防ぐ
・気密性の確保:外気の侵入を防ぎ、室内環境を安定させる
・緩衝材の役割:地震や温度変化による建物の動きを吸収
・美観の維持:建物の外観を整える
⚠️見落とすと危険!シーリングの劣化症状

以下の症状が見られたら、シーリング工事を検討すべきタイミングです。
【初期段階の劣化】
・表面のツヤがなくなる
・軽微なひび割れの発生
・色あせや変色
【中期段階の劣化】
・深いひび割れ(クラック)の発生
・シーリング材の硬化
・接着面からの剥離
【末期段階の劣化】
・シーリング材の欠損
・完全な剥離
・雨水の浸入跡
これらの劣化症状を放置すると、建物の内部に雨水が侵入し、木材の腐食やシロアリ被害、断熱材の劣化、さらには構造材の強度低下など、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。
外壁塗装とシーリング工事を同時に行うメリット
「外壁塗装を検討しているけれど、シーリング工事は次回でいいかな?」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは非常に危険な考え方です。
外壁塗装とシーリング工事は、同時に行うことが最も効率的で、かつ費用対効果が高い劣化対策です。その理由は以下の通りです。
足場の費用を抑えられる
外壁塗装を行う際には、安全確保のために足場を設置します。シーリング工事も同様に足場が必要です。もし塗装工事とシーリング工事を別々に行うと、それぞれで足場を設置することになり、その分の費用が二重にかかってしまいます。同時に行うことで、足場費用を大幅に節約できます。
作業効率の向上と工期の短縮
足場が設置された状態で、塗装職人とシーリング職人が連携して作業を進めることで、作業効率が向上し、全体の工期を短縮できます。お客様の負担も軽減されます。
塗膜の剥がれリスクを軽減
シーリング材の上に直接塗料を塗ると、シーリング材の伸縮に塗膜が追従できず、ひび割れや剥がれの原因となることがあります。塗装前にシーリング工事を行うことで、塗料の密着性を高め、美しい仕上がりと塗膜の耐久性を長く保つことができます。
建物の保護効果を最大限に
劣化したシーリング材を放置したまま塗装をしても、水の侵入を防ぐ根本的な解決にはなりません。塗装で美観を回復し、同時にシーリング工事で建物の防水性を高めることで、初めて建物の保護効果を最大限に引き出すことができます。

まとめ:外壁塗装は「シーリング」とセットで考える!
外壁塗装は、単に建物の色を塗り替えるだけでなく、建物を長持ちさせるための大切なメンテナンスです。その中でも、シーリング工事は、建物の防水性と耐久性を守る上で「見落とせない」非常に重要な役割を担っています。
美しい外観と安心できる住まいを維持するために、今こそシーリング工事の重要性を再認識し、外壁塗装とセットで劣化対策を始めましょう。
川西市・宝塚市・伊丹市・三田市の地域の皆様
外壁塗装&シーリング工事なら一条建装にお任せください!
一条建装では、外壁塗装の際は必ずシーリング劣化の診断を行い、必要に応じて高品質なシーリング材で確実に補修いたします。
大切なお住まいを末永く守るため、細部まで手を抜かず施工いたしますので、どうぞ安心してお任せください!
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