外壁塗装はまだ早い?何年ごとが正解か「外壁診断士」が教える納得の判断基準
- ichijokenso
- 2 日前
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更新日:20 時間前
こんにちは。兵庫県川西市を拠点に、宝塚市、伊丹市、猪名川町、三田市、西宮市、池田市で外壁塗装・屋根塗装を専門に行っております一条建装です。
「うちの外壁、そろそろ塗り替え時期かな?」と感じても、外壁塗装工事は決して安くはない金額。「本当に今やるべきか?」「もう少し待ってみてもいいのではないか?」と迷っていませんか。高額な工事だからこそ、適切なタイミングを見極めたいですよね。
この記事では、外壁診断士の視点から、外壁塗装の適切な時期をわかりやすく解説します。「何年ごと」という一般論だけでなく、あなたの家に最適な判断基準をお伝えします。
外壁塗装の一般的な周期は「10年」が目安
まず結論からお伝えすると、多くの住宅では新築または前回の塗装から10年前後が外壁塗装の目安とされています。ただし、これはあくまで「平均的な目安」であり、すべての住宅に当てはまるわけではありません。
なぜ10年なのか?
外壁塗装が10年周期とされる理由は、一般的なシリコン系塗料の耐用年数が8〜15年程度だからです。塗料メーカーの保証期間も10年前後に設定されていることが多く、この数字が業界標準として定着しました。
しかし実際には、塗料のグレード、立地環境、建物の向き、メンテナンス状況などによって、適切な塗装時期は大きく変わります。
外壁材別の塗装周期の違い
外壁材によって推奨される塗装周期は異なります。
窯業系サイディング
最も普及している外壁材で、新築から7〜10年が最初の塗装時期の目安です。サイディングボード自体は長持ちしますが、表面の塗装やシーリング材の劣化が早いため、定期的なメンテナンスが必要です。
モルタル外壁
昔ながらの塗り壁で、8〜12年が目安です。ひび割れ(クラック)が発生しやすいため、塗装前の下地処理が重要になります。
金属サイディング
アルミやガルバリウム鋼板などの金属系サイディングは、10〜15年と比較的長持ちします。ただし、海沿いなど塩害の影響を受ける地域では周期が短くなります。
ALCパネル
軽量気泡コンクリートのALCは吸水性が高いため、8〜10年での塗装が推奨されます。防水性能の維持が特に重要です。
塗料のグレード別耐用年数
使用する塗料によっても、次回の塗装時期は大きく変わります。
・アクリル塗料:5〜7年(現在はほとんど使用されない)
・ウレタン塗料:7〜10年
・シリコン塗料:10〜15年(最も一般的)
・フッ素塗料:15〜20年
・無機塗料:20〜25年
・光触媒塗料:15〜20年
初期費用は高くなりますが、長期的に見ればグレードの高い塗料を選ぶことで、塗装回数を減らせる可能性があります。
「外壁塗装はまだ早い」と判断できる5つのサイン
以下の状態であれば、塗装を急ぐ必要はありません。
1.外壁表面がまだツヤツヤしている
塗膜がしっかり残っている証拠です。
2.チョーキング現象が見られない
手で触っても白い粉がつかない状態。
3.ひび割れや剥がれがない
構造に影響する劣化がない。
4.シーリング材に弾力がある
コーキング部分を押して弾力があれば大丈夫です。
5.色あせが軽微
多少の色あせは許容範囲内です。
「今すぐ塗装すべき」7つの危険サイン
一方で、以下のような症状が見られたら、塗装時期が来ています。1つでも当てはまる症状があれば、塗り替えによるメンテナンスをおすすめします。
1. チョーキング現象

外壁を手で触ると白い粉が付着する現象です。塗膜が劣化して防水性能が低下しているサインで、早めの対応が必要です。
2. 塗膜の剥がれやふくれ

塗膜が浮いたり剥がれたりしている状態は、すでに防水機能が失われています。雨水が内部に浸入している可能性が高く、緊急性が高い症状です。
3. ひび割れ(クラック)

髪の毛程度の細いひび割れ(ヘアークラック)なら経過観察でも良いですが、幅0.3mm以上のクラックは雨水が浸入するリスクがあります。特に横方向や斜めのクラックは構造的な問題の可能性もあります。
4. コケやカビの繁殖

北側や日陰部分にコケやカビが繁殖している場合、外壁の防水性能が低下しています。湿気を保持しやすくなっており、内部の劣化を加速させます。
5. シーリング材の劣化

サイディングボードの継ぎ目やサッシ周りのシーリング材にひび割れや剥離が見られる場合、雨水の浸入経路となります。シーリングの寿命は5〜10年と塗装より短いことが多いです。
6. 鉄部のサビ

雨戸や庇の鉄部にサビが発生している場合、塗装の保護機能が失われています。サビは進行が早いため、早期の対応が重要です。
7. 室内への影響

壁紙の剥がれ、雨漏り、結露の増加などの室内症状が出ている場合、外壁の劣化がかなり進行しています。この段階では塗装だけでなく、下地の補修も必要になる可能性があります。
お住まいの環境要因で変わる塗装周期
同じ築年数でも、以下の環境要因によって劣化速度は大きく異なります。
日当たりと方角
南面や西面は紫外線の影響を強く受けるため、劣化が早くなります。一方、北面は日照が少ない分、コケやカビが発生しやすくなります。
海沿いや幹線道路沿い
西宮市など、塩害の影響を受ける海岸から5km以内の地域や、伊丹市、池田市などの排気ガスの多い幹線道路沿いでは、通常より2〜3年早く塗装が必要になることもあります。
降雨量や気候
降雨量の多い地域や三田市、猪名川町などの寒暖差の激しい地域では、外壁への負担が大きくなります。特に凍害のリスクがある寒冷地では、防水性能の維持が重要です。
周辺環境
工場地帯や田園地帯など、空気中の化学物質や農薬の影響を受ける環境では、劣化が早まる場合があります。
築年数別チェックポイント
あなたのお住まいはどれに当てはまりますか?ぜひチェックしてみてください。
築5年未満
基本的に塗装は不要ですが、施工不良がないか確認する時期です。新築保証期間内に不具合を見つけることが大切です。
築5〜8年
そろそろ初回メンテナンスを意識し始める時期です。シーリングの状態をチェックし、必要に応じて部分補修を検討しましょう。
築8〜12年
多くの住宅で初回塗装を検討する時期です。チョーキングやひび割れなどの症状が出始めていないか、専門家による診断を受けることをおすすめします。
築12〜15年
この時期を過ぎても塗装していない場合、下地まで傷んでいる可能性があります。早急に診断を受け、必要に応じて補修も含めた工事を検討してください。
築15年以上
塗装だけでなく、雨漏りの補修や外壁材の補修が必要になる可能性も出てきます。長年の劣化によって下地まで傷んでいるケースも多いため、塗装に加え、適切な補修を含めたメンテナンスが必要です。
「早めの塗装」と「ギリギリまで待つ」、どちらが正解?
多くの方が悩むのが、このタイミングの問題です。
早めに塗装するメリット
・下地の傷みが少ないため、工事費用を抑えられる。
・建物の資産価値を維持できる。
・雨漏りなどの二次被害を防げる。
・計画的に予算を準備できる。
遅れた塗装のリスク
・下地補修が必要になり、工事費用が高額化する。
・建物の構造部分まで傷む可能性がある。
結論としては、劣化症状が出始めたら早めに対応するのが、コスト面でも建物保護の面でも最適です。「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにして下地まで傷めば、結果的に高額な修繕費用がかかってしまいます。
プロによる外壁診断を受けるべきタイミング
自己判断だけでは限界があります。以下のタイミングでは、専門家による診断を受けることをおすすめします。
新築または前回塗装から7年経過時
まだ症状が出ていなくても、一度診断を受けておくことで、今後の計画を立てやすくなります。
気になる劣化症状を見つけたとき
チョーキングやひび割れなど、何か異変に気づいたら、早めに専門家に見てもらいましょう。
台風や地震の後
自然災害の後は、普段見えない部分に損傷が生じている可能性があります。
信頼できる外壁塗装業者の選び方
外壁診断を依頼する際は、以下のポイントをチェックしましょう。
資格や実績を確認
「外壁診断士」「一級塗装技能士」などの資格を持つ技術者がいるか確認してください。また、施工実績や地域での評判も重要な判断材料です。
自社施工店を選ぶ
営業会社や仲介業者ではなく、自社で職人を抱えて施工する業者を選びましょう。自社施工の業者なら、中間マージンが発生せず適正価格で工事ができるうえ、施工品質への責任感も高く、アフターフォローも迅速に対応してもらえます。また、診断から施工、メンテナンスまで一貫して同じ担当者が対応してくれるため、細かい要望も伝わりやすく安心です。
複数社から見積もりを取る
2〜3社程度から診断と見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。ただし、極端に安い見積もりには注意が必要です。
押し売りをしない
「今すぐやらないと大変なことになる」と不安を煽る業者や、即決を迫る業者は避けましょう。信頼できる業者は、現状を正直に伝え、顧客の判断を尊重します。
よくある質問と回答
Q. 新築10年未満でも塗装が必要なケースはある?
A. はい、あります。特に安価な建売住宅で低グレードの塗料が使われていた場合や、施工不良があった場合は、10年未満でも塗装が必要になることがあります。
Q. 部分的に傷んでいる場合、全体を塗装する必要がある?
A. 基本的には全体塗装をおすすめします。部分塗装は色ムラが目立ちやすく、足場代も変わらないため、コストパフォーマンスが悪くなります。
Q. 屋根塗装も同時にしたほうがいい?
A. はい、外壁塗装と同時に屋根塗装を行うことをおすすめします。外壁が劣化しているということは、屋根は外壁以上に劣化しているためです。屋根は外壁よりも紫外線や雨風の影響を直接受け続けており、劣化の進行が早い傾向にあります。また、足場代の観点からも同時施工がお得です。外壁塗装でも屋根塗装でも同じ足場が必要になるため、別々に行うと足場代が二重にかかってしまいます。
まとめ: あなたの家の最適な塗装時期を見極めるために

外壁塗装の適切な時期は、一概に「○年」とは言えません。重要なのは以下の3点です。
劣化症状の有無を定期的にチェックする
築7年頃から年1回は外壁の状態を確認する習慣をつけましょう。チョーキング、ひび割れ、剥がれなどの症状が出始めたら、専門家の診断を受けるタイミングです。
お住まいの環境要因を考慮する
あなたの家の立地、方角、気候条件によって、一般的な周期より早めの対応が必要な場合があります。海沿いや幹線道路沿い、日当たりの強い南面などは特に注意が必要です。
「早すぎず遅すぎず」のベストタイミングを狙う
症状が出始めたら早めに対応することで、下地の損傷を防ぎ、結果的にコストを抑えられます。一方で、まだ塗膜がしっかり残っている状態での塗装は避けるべきです。
外壁塗装は決して安くはない工事ですが、建物を長持ちさせ、資産価値を維持するための必要なメンテナンスです。「まだ早いかも」「もう遅いかも」と迷ったら、まずは一条建装で無料診断を受けてみることをおすすめします。
客観的な診断結果があれば、納得して次のステップに進めるはずです。あなたの大切な住まいを守るために、適切なタイミングで適切なメンテナンスを行いましょう。
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